ナタリー・ツゥー 作品「音のない水たちのささやき」パフォーマンススケジュール＆サウンドウォーク開始のお知らせ

ルーツ＆アーツしらおい2023に初参加のアーティスト、ナタリー・ツゥーによる今後のパフォーマンスのスケジュール及びサウンドウォークの開始をお知らせします。
ナタリーは虎杖浜エリアの青峯山観音寺にてインスタレーション作品「音のない水たちのささやき」を展示しています。
パフォーマンスは展示を構成するガラスのオブジェや海の魚を用いて、鑑賞者がよりこの土地の歴史を体感できるようなイベントになっています。
サウンドウォークでは、観音寺のそばを流れるアヨロ川沿いを歩きながら、かつての水流の記憶を辿る体験ができます。サウンドウォークは9月21日(木)以降、定休日を除き会場でいつでも体験できる作品となっています。実施スケジュールは下記をご確認ください。

【実施スケジュール】

9月21日(木)〜

サウンドウォーク 開始日※ 受付時間 毎日10:00-13:00/14:00-15:45

9月23日(土)

作品クローズ ※ 展示作品の鑑賞及びサウンドウォークは体験できません。

9月24日(日) 13:00-13:30

パフォーマンス

9月30日(土)

作品一部クローズ ※ サウンドウォークは体験できません。

10月8日(日) 13:00-13:30

パフォーマンス

※ ワークショップは全日程終了いたしました。

会場： 青峯山観音寺
住所： 白老町虎杖浜282
お申し込み： 不要です。直接会場にお越しください。

ナタリー・ツゥー / Natalie Tsyu
オスロと東京を拠点に幅広い分野で活躍するアーティスト、研究者。風景の記憶の探求をテーマに、フィールドワーク、サウンド、パフォーマンス、アートブック、グラフィックなど様々な形態のプロジェクトを行う。歴史的な風景を記憶する方法を発見するために、音を道具として扱う。彼女の活動では、音は視覚的な形をとり、視覚芸術とサウンド・アートの境界線で、見えないものを聞き、聞こえないものを見ることへと導く。2019年にオスロ国立アカデミーを卒業し、ノルウェー・ソレヤの芸術研究DUNKE-DUNKEメンバー。現在、JREXフェローシップ、東京藝術大学グローバルアートプラクティスプログラムのもと、研究プロジェクト「聖なる歴史と社会的記憶：忘れられたルーツをたどる-アーカイビングとサーキュレーションの境界線」を実施している。

撮影：藤倉翼