企画名
アースダイブ白老|登別
アイヌ語地名から探る土地の記憶
企画について
古い記録や地図をヒントに歴史や風土を読み解くことで、アイヌ語地名が息づいていた時代へのバーチャルなダイビングを試みる「アースダイブ白老|登別」。アースダイブは、古地図を片手に土地を歩き、地形や景観、植生等を実感することでかつての人々の暮らしや生活環境を想像しながら、土地に息づく文化を体感する座学を交えた体験型フィールドワーク・プログラムです。 2023年の講師は、過去5年間共にアースダイブ白老を企画・創造してきた、谷本晃久氏(北海道大学文学研究院教授)、マユンキキ氏(アーティスト)に、新たに登別市学芸員の菅野修広氏を迎えます。アイヌ語地名の豊かさ、古文献や古地図の奥深さ、土地を歩き巡る楽しさをお届けします。
2023年度 開催情報
- 企画名
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アースダイブ白老|登別
アイヌ語地名から探る土地の記憶
常設展の以下の作品会場を除き、展覧会期は終了いたしました。
谷本 晃久
北海道大学文学研究院教授。1970年、札幌生まれ。専攻は日本近世史。著書に『近世蝦夷地在地社会の研究』など。フィールドを北海道・サハリン・千島列島地域に定め、和文の古文書を素材に仕事を進めています。
マユンキキ
アーティスト。北海道旭川市出身、札幌市在住。アイヌの伝統歌「ウポポ」の再生と伝承をテーマに活動する女性ヴォーカルグループ「マレウレウ」メンバー。アイヌ文化アドバイザーやアイヌ語の講師もつとめる。
菅野 修広
登別市教育委員会学芸員。1977年、旭川生まれ。専門は考古学。縄文文化のほか、近現代、他界観について研究。また、登別市内の歴史全般の資料の保存と調査を進めている。