作品名

存在の記憶

通年作品
作家名:森と街のがっこう
作品名:存在の記憶
制作年:2022

作品について

虎杖浜神社は小高い丘の上に佇む。目の前は太平洋、遮るものはない。この地は遺跡の密集地で土器や装飾品、住居跡、墓などの遺構が発見され、周囲には多くのアイヌ語地名や伝承が残されている。存在の記憶は時を跨いで訪れる者の心に語りかけ、それらは交錯しながら、今も生まれる新しい景色を記録し続けている。我々はただ、そこに立っている。

作品情報と展示場所

作家名
森と街のがっこう
作品名
存在の記憶
展示場所
虎杖浜神社
〒059-0641 北海道白老郡白老町虎杖浜289-21
作家名 森と街のがっこう

陣内 雄

札幌生まれ。東京藝術大学建築科卒。設計事務所勤務を経て、北海道上川郡下川町の森林組合作業員に。並行してワラ断熱の実験棟建設や、東京での音楽活動を行う。間伐材のアロマ精油事業(2000年)や、エコ建築や森林療法などの地域活動を立上げ。「NPO法人もりねっと(2006年)」「北海道森林ガバナンス研究会」を設立。 2015年にフリーの木こりとなり、環境保全型林業を実践している。(一財)札幌南高等学校林 理事。2019年、山と建築を直結する木こりビルダーズ活動を始める。

足立成亮

札幌生まれ。写真作品制作などの活動後、森で働くイメージを強く抱き始め、「林業」=ヤマ仕事の修行を始める。2013年outwoodsと名乗り独立。山奥の林業から里山アクティビティ創出、街場の空間演出などを生業とする。2016年、故郷の札幌に活動拠点を戻し、北海道各地の森で働く。